人物

宋梟


後漢霊帝末期の涼州刺史。

涼州の乱(185-188)の際、左昌の代わりに刺史となった。宋梟は涼州で叛乱が多数起こっている事に心を痛め、「涼州に叛乱が起きるのは学問が行き届いてない為だ。そこで孝経を多数書き写し一家に一冊づつ配布して習わせれば、叛乱に加わる者もいなくなるだろう」と言ってその旨奏上したが、結局勅令で詰責を被り逮捕された。


もうね単なる馬鹿ですよ。何考えてるんだと言いたいですね。常に緊迫した状態でのんびりとそんなことよくやろうとしたなとある意味褒めてあげたいですけど。この人は生まれる時代を間違えましたね。
ですが個人的にはこういう人間は大好きです。


ちなみに前任の左昌は乱を鎮めるためにかき集めた軍資金を全部着服してしまいクビになりました。